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お知らせ

  • Fill your heart with joy, warmth, & love.
    2013年、新たな展開。なんとフリー、またの名をプーになったってばよ。稼働率はまだ低いけれど、いろんな業界・仕事を経験できて、いろんな人と出会えるのはこれはこれで楽しいかも。
  • Beauty exists in every moment. Miracles come to us so gracefully​.
    奇跡ともいえる出会い、セレンディピティー。 今まであった人、友人、仲間、家族、全てに感謝!そして、これから先、未来の出会いにも感謝!!
  • Let's look at the sunny side of everything.
    希望の光を信じ探し見つめて、光の射す方へ歩いていきたいと思います。
  • 跳ぶんだってばよ!
    2011年、某企業で通翻訳中。あれこれ障害はあれど、相変わらずあきらめが悪いナルト、クールな忍び目指して、食べて祈って修行中。今年は飛躍か、はたまた昼寝か?

Words of Wisdom

  • It's always nice to be given credit for something.
    何かについて感謝されるというのはどんなときでもいいものだ。 別にそれを求めて仕事や家事をしているわけではないけれど、たまに感謝されると、とても嬉しいものです。そうすると、自分も他の人に対して、どんな小さな事でも感謝したくなり、それをまた表現したくなります。
  • 人は退路を断って はじめて輝きを増す
    退路を断つ。いろんな含みがあって、潔い言葉です。でも、そこでくすんでしまうのではなく、ひときわ輝きを増す、というところに惹かれました。
  • It's no time for complacency.
    安心[自己満足]している時ではない。 cautioning against a lax attitude. We should avoid this complacency.
  • motivation と bathing の共通点って、なんだ?
    "People often say that motivation doesn't last. Well, neither does bathing - that's why we recommend it daily." Zig Ziglar
  • Obstacles can't stop you.
    Problems can't stop you. Most of all other people can't stop you. Only you can stop you. Jeffrey Gitomer

  • Every adversity, every failure, every heartache carries with it the seed of an equal or greater benefit. Napoleon Hill
  • In times of great stress or adversity,
    it's always best to keep busy, to plow your anger and your energy into something positive. Lee Iacocca
  • Four 'L's (quote, unquote):
    "Live well, Learn plenty, Laugh often, Love much."
  • Remember:
    "Whatever happens to you, you have to keep a slightly comic attitude."
  • Message by someone:
    "Goals help focus you on areas in both your personal and professional life that are important and meaningful, rather than being guided by what other people want you to be, do, or accomplish."
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Jul 04, 2009

七転び八起き

7回ではすまないくらい何度もころび、その度に立ち上がった2008年だった。正直へとへと。あれからもう半年以上過ぎたのか・・・とにかく2008年の記録を忘れないうちに終わらせようっと。
そんなこんなで(どんなこんなだ?)、とにかく現場通訳の仕事終了。

最後に関連部門全体へのプレゼンがあり、その後所属部門全体で締めのレビュー。
お世話になった部署・方々へお別れのごあいさつ。

大変だったこと、キーッとなったり自己嫌悪に落ち込んだり、いろいろ苦労もあったけれど、
それは全て、最後には報われた。七転び八起き。

というのも、最後に、アテンドしていた外国人が、「話がある」と言ってお茶を飲みながら、面と向かって
本当にあらたまって、ていねいに、お礼の言葉を言ってくれたのです。
「君がいなければ、ここでの仕事は進まなかった。本当に助かったよ。ありがとう。」って。
「以前ヨーロッパで、別の会社でやはり通訳を介して仕事をしたんだけど、その時通訳がめちゃめちゃで、さっぱりわけがわからず困った思いをした。
だから今回僕らは君と仕事できて本当にラッキーだったよ。」
ここまで言われて嬉しくない人いないでしょう。
前職を去るときも皆(ワタシは断ったのだがサプライズで)お別れ会をしてくれたりお花をくれたりしたけど、
こんなに丁寧な感謝の言葉は初めてだったので、素直に嬉しかった。やってよかった、と思えた瞬間だった。
仕事中は、まるで通訳を手下か雑用扱いしてるように感じたことも何度かあり、
カッカして、も~!とか、はぁ~とか、イライラやため息もフラストもあったはずなのだが、
今となっては全ていい思い出。全体としては、なんとか無事終了にこぎつけた。
ワタシが返した言葉は、
「こちらこそ、一緒に仕事できてラッキーだった。私は家族がいるからなかなか海外に行けない。
でもあなた方が日本に来てくれたおかげで、いろいろ学ぶことができた。
一緒に仕事ができてワタシの方こそ本当にラッキーでした。」

これでワタシにとってこの仕事はいったん区切りがつくが、彼らにしてみればまだまだ母国へ帰ってから山のような仕事が待っている。
そして日本の会社とのつながりも続いていく。だから、彼らは絶対、ここで得たつながりを断ち切るようなことはできないし、しない。
彼らのこれからも脈々と続く仕事に比べたら、通訳は、ほんの一時しか関わらない。
でもだからといって、訳をてきとーにはできない。むしろ、これで最初で最後だからこそ、誠意を持って精一杯やるしかないのだ。

一期一会、という言葉のとおり、人との出会いというのは、何らかの必然と偶然が折り重なって発生するものだ。
どんな相手であれ、そこには時間軸・空間軸で、何らかの引き合わせがあったはずだから、互いに影響を与えあっている。
どんなにいろんなことがあっても、最後は
「会えてよかった。」と、その出会いを肯定的に受け入れていきたいと思う。
じゃないと、本当に別れがつらくなってしまう。

すったもんだもあるけれど、やっぱり、人と人の間に立って、人間的な反応がある、
温かみを感じることができる、この仕事が好きだ~~!!

I hate to say good by, so see you again sometime somewhere!


追記:
当時学んだことは、また随時他のカテゴリーで書いていきたいと思います。ただ、ここでいったん08 七転び八起き?発展途上の通翻訳カテゴリーは終わらせていただきます。
転んで転んで傷だらけ。でもとにかく最後には起き上がった2008年。次のステップへ向けて、前進しよう!

Jun 29, 2009

交通整理

通訳は、基本的には足さず、引かず。
コミュニケーションがうまくとれないのは、当事者の意識の問題、と割り切るべき・・・のはずですが。

でもどうしても交通整理が必要な時がある。交通整理せざるをえない時が。去年の現場がそうだった。
(またまた去年の話ですみません、半年も前の話題ですが、とにかく早く記憶を整理しておきたいので。)

だって打合せの終了時間が決まっている場合、相手は次の打合せに出なきゃいけない場合などなど、
どうしても通訳を効率よくやって、必要な情報を的確に得られるようにしなければならない。
アンタ達のコミュニケーション力に問題があるから話が進まないでしょ!って怒ってもしょうがないし、とにかく時間がもったいない。

というわけで、まあ丁稚奉公中の通訳としては、効率よく進むように通訳しながら、ある「お願い」をすることになる。(いつもではありません。どうしてもこれじゃ繰り返しになるな、とか判断できる場合だけです。)

これは多くの通訳者が経験していることだと思うが、
外国人側から、以下のような質問が出た場合、それぞれ下記の回答が想定される(字数節約のため、例をシンプルにします)。
Aはxxxですか?
  →想定される答の例: はい or いいえ or 今はわかりません。
AとBの違いは何ですか?
  →想定される答の例: 違いは~~です。 or これこれ微細な違いはありますが、実質ほとんど同じです。
Aに関しては、どこの部署 もしくはどなたが担当されていますか?
  →想定される答の例: xx部のだれそれさんです。 or 私にはわかりません。
データを見せてもらえますか?
  →想定される答の例: いいですよ、こちらにあります。 or 今はお見せできません。なぜならxxxだからです。

で、日本人のよくやる典型的な答え方に、
→ それはさあ、実は決まってないんだよね。
→ えーっと、それは難しい問題があってさぁ、つまりね、かくかくしかじか・・・(延々と説明が続く)
→ ちょっとよくわかんないんだけどぉ・・・あっ、xxなら知ってるかもしれない。ちょっと待って。(と言ってだれかを呼びに行ってしまう。もしくは電話をかける)
→ あったかなあ・・・ちょっと待って。(と言って、他の部屋へ行ってデータや資料を探す。外国人とワタシは部屋に取り残されて顔を見合わせる・・・いつ帰ってくるんだろう?)
あげくは、
→ いやあ、鋭い質問だねぇ!実はその書類ないんだよ。わっはっは。(なんで?書類がないのに、なぜこのプロセスは回っているの?という次の質問が想定されます)

こういった回答をそのまま訳して伝えると、外国人はたいてい困惑の表情。
そりゃそーでしょ、yes/no 質問なのに、延々と状況説明されて、肝心の答がわからない。
そこで、丁稚通訳の気配り?登場。
相手が一通りしゃべった後、日本語で、
「すみませんが、今の質問なんですけど、答はどうなりますか?Aはxxxなんですか?それともわからないなら『わからない』でいいので、とりあえず答えていただけますか?」と、優しくお願い。
するとそこでやっと、ほしい答を言ってくださる。もちろん、せっかくしてくださった状況説明も、その後訳して伝えます。

他にも、AとBの違いの説明を延々とされて、それを一通り聞いた後で、
「つまり、こういうことですかね、Aはxxだけど、Bは、yy向けにモディファイ(チョコ替え)したもので、かくかくしかじかが違うということですか?」と内容を確認し、
「んー、まあ、そういうことだね」と同意を得るや、「じゃあ、こういう風に言ってもいいですか?」と確認し、ご了解を得たら(時間がないときは、この了解作業を省略)、私が適当に、わかりやすくなるようまとめる。

誰、もしくはどこが、という質問に対しても、なぜか答ではなく状況説明が出てくる場合、
「すみませんが、わからないなら『わからない』でいいので答えていただけますか?それか、『今はわからないから後で調べて知らせる』、でもいいですから。」とお願い。
するとたいてい、「後で調べてお知らせします。」とおっしゃるのです。はい、これで彼がどこかに消えちゃって、外国人と一緒に取り残されてしまう不安な時間が減ります。

日本人は、やはり生来の親切心からか、衝突を避けたい心理が働くからか、はたまた「わからない」と断言するのに抵抗があるからか、
どうしても、質問にズバリで答えるよりも、それ以上(もしくは以外)のことをしようとしてしまう方が多いです。
ワタシも純日本人なので、その辺の心理はよーくわかります。でもでもでもね、通訳的にはひじょーに困るんですよ。
だって、回答をそのまま訳していたら、「君は本当に僕らの質問を訳して伝えてるのか?」って疑いの目で見られちゃいますから。(実際最初の頃そう見られたことがあった。)
伝えてるけど、肝心の答が返ってこない、ならばその答を出すよう「お願い」しなければ、こちらの信用問題に関わってきます。

本当は、こんなことやっていいのか疑問です。明らかに通訳が、話し手の答が適切に出てくるように促したり、内容を確認しつつまとめちゃってる。
交通整理しちゃってます。
でも当時の同僚とも話したのですが、ここの現場は、やむにやまれず、交通整理せざるをえない状況が多々あったのです。
「お願い、先にそれ言って。」って思ったことも多々多々ありました。肝心カナメなことが後から出てきてわかってビックリ・・・てなことも。

仕方がないよね、とにかく状況に応じて、柔軟に対応することで、コミュニケーションの行詰まりを打開できるなら、した方が、時間の節約にもなるし、お互い精神衛生上もいいし。
でも「お願い」すると言っても、状況的にはかなり失礼ですよね。イライラを隠しながら言ったこともあったし。
「この通訳さん、きっつー!!」って思われてただろうなあ。ごめんなさい、あの時は本当に失礼しました。

交通整理、やらずにスムーズに済むなら、やらない方がいいです。
でも必要なときは、あえてやった方がいいとも思います。堂々巡りを避けるためにも。

Jun 21, 2009

うれしかった瞬間

またまた去年の話題。忘れないうちに書いておきたいので。でももう半年以上経ってしまったんだ・・・時の経つのはなんて速いんでしょう。

なんとナルト(当時はヒヨコ)、初の国内出張に同行!しました。まあ詳細は書けませんが、ひとつだけ、ヒヨコ的に印象に残ったことがあったので、それだけ書き留めておきます。
帰りの新幹線のホームで、電車を待っているとき、外国人二人と、他の地区からその出張に参加していた日本の会社の方とが、雑談をしていました。日本人の方が、私に向かって、「彼らはどこに泊まってるの?」と聞いてきました。
ところでこの時私は、外国人達にアテンドし始めて1ヶ月半くらい経っていましたし、彼らの生活習慣やら何やらもうほとんどわかってきてましたし、当然、宿泊先も知っています。
ここで、日本人の方(Aさんとします)が私を見て質問してきたので、勢いで、私が、「ああ、xxxホテルですよ。xxx駅の近くにある。」と答えることもできたのです。ホテルの名前が口から出そうになったとき、あ、でもダメだ、私が答えちゃいけない、ととっさに思いました。で、外国人に向かって、「Aさんが、どこに泊まっているか聞いているよ。」と英語で言いました。すると、彼らは、にっこりして、「xxxホテルです。会社から近いんですよ。」と答え、私はそれを訳した。すると、日本人の方は、「どうやって通ってるの?」と。そして私はそれを訳し、「食事はどうしてる?」とか、「気温はどう?向こうは暑いの?」などなどやりとりが続き、最後には、「Aさんが僕らの国にきてくれたら、僕らの街をご案内して、何から何までお世話しますよ。携帯電話もお貸しします!ぜひ僕らの国に来てください!」と。Aさんも、「それは嬉しいなあ。知ってる人がいるといないでは、全然違うからね。」「大歓迎しますよ。こちらに来るときはぜひメールと電話ください!」と、話が弾みました。私が勝手に答えていたら、絶対こんな風に展開していなかった。

実は、初対面の人は、いつも似たような質問を彼らに投げてきます。そして、雑談ですから、その内容もごく簡単ですし、私は答えを知ってるものばかりです。彼らの母国の気温、食べ物、習慣等々・・・でも、いくら知ってるからって、私が答えちゃったら、コミュニケーションの横取りじゃないですか?だからここは、ぐっとこらえて、彼らのコミュニケーションのお手伝いに徹します。
最初の頃、似たような質問が何度も来るので、つい代わりに答えてしまいそうになったのですが、あえて私は、彼らに質問を通訳してました。すると外国人も、「君は僕らの宿泊先、知ってるじゃないか。」なんて言ってたのです。なので一度だけ、雑談が終わった後に、「ごめんね、私は答えを知ってるけど、質問には私ではなくあなた方が答えた方がいいと思うの。だから何度も同じ質問を受けるかもしれないし、すごく簡単な質問もあるけど、私は全部英語にするから、返事はお願いね。」と、説明しました。そうすると、「わかった。たしかに、そうする方がいいね。僕らもいろんな人と知り合いになっておきたいから。」と。以来、彼らは辛抱強く同じ質問に同じ答えを返していました。

というわけで、駅のホームで時間待ちの雑談、最初は日本語がわかるのは私だけだったから私の顔を見て話しかけてきたAさんも、途中から彼らの顔を見てずっと話されて、最後は双方ともに笑顔までこぼれていました。
それを見たとき私は初めて、「架け橋になれたかも・・・」と。
とても小さな出来事でしたが、黒子に徹することができたというプロとしての小さな自覚、それに加えて、両者の笑顔があまりにも印象的で、とても嬉しかったのを、ホームの向こうに広がるオレンジ色の夕陽の情景とともに、今でも覚えています。

May 30, 2009

現場は宝の山 2

また少し戻って去年の話。
とっさに出てこなかった&勘違いした単語に、「たんしん」っていうのがある。計測器の説明で出てきたので、「短針」かな、と思い、とっさにshort hand なんて言ったけど、その後同僚のベテラン通訳さんが、"probe" って言葉を使っているのを聞いて、アッと思い即辞書を引いたら、「(電気用語)計測用の探針、プローブ」とある。なぁるほどぉ!

それから、ブローバイ(blow-by)って言葉、この業界の方なら当然知っている用語だが、私にはピンとこなかった。で、辞書を引くと説明が書いてある。当時のメモには、「オイルの中の気化したfuelを取り出す、そのための横穴を貫通させているので、片側を fill w/ ball plug でふさぐ」と、おそらく現場のエンジニアから聞いた説明をそのまま日英チャンポンで書いている。その横に、「パチンコ玉みたいなもの!」と書いている。つまり、辞書の説明を読み、現場の人からの説明を聞いて、現物を見た印象を書き留めている。

現場では、外国人のエンジニアから、直接教わることも多い。私としては非常に助かります。だって現場で同じモノを見て、それを彼らの英語でなんと言ったら一番通じるのかが、ズバリ、わかるからです。
例えば、サプライヤーさんが部品を入れる「通い箱」ってありますね。部品を使ったらその箱はサプライヤーさんに戻すようになっています。これを、ナントカ box って訳していたら、外国人のエンジニアは、それを一目見て、"bin"と言うのです。私はゴミ箱じゃないのに、と思いましたが、彼らが"bin"と言うのですから、その後はその言葉を使いました。おそらくイギリス英語の影響ではないかと思いますが、基本的に私は、クライアント・現場の人間がわかりやすいことが一番だと考えているので、決して辞書ではこうだ、とかそんなのおかしいなんてことは言いません。彼らにはこの言葉が一番通じやすいと気がついたら、その時点で彼らの用語に合わせます。

「ラインをつなぐ」 まず日本語の解釈。ラインとラインをつなぐ、ではなく、ラインがストップしないようにする・稼働させておく、と言う意味です。で次に英訳ですが、拙訳は"make the line operating"とか、"continue the line operation"とか、"prevent the line from stopping"等、いかにも直訳調でもたついてます。すると、外国人のエンジニアは、"keep the line runnning"と。ずっとスッキリしてますよね。

もうひとつ。「貫通していること」 詳細は忘れましたが、私はこれを"penetrate" とかって言ってたと思うんです。それを聞いたエンジニア達は??という表情。あ、通じてないなと。で、その後そのモノ(部品)を見たとたん、これまた一言、"open out"と言ったのです。あぁそうか、そう言えばいいんだって。

ね、現場は宝の山でしょう?

May 24, 2009

忍びの術

ナルト流・社内(もしくは現場)通訳の心構え:
(これも去年のメモより)
  黒子に徹するべし。
  会話の架け橋となるべし。
  意思疎通の交通整理。必要に応じて交通整理。
  俯瞰の術を会得せよ。
  どこかで、これはあくまでも他人事であるとわきまえよ。サラリーマンネオ・シーズン4など見るとよろしい。

注: ちなみに、これはサスケタイプではなく、ナルトタイプ(思わず熱くなってしまったり、おっちょこちょい)の忍者が心がけることであり、生まれつきサスケタイプのクールで「できる」忍者は、もうすでに会得していることばかりと思われる。

修行が足りないってばよぉ

ちょっと話がさかのぼりますが、去年の秋の現場にて。もう半年も経っているので、詳しいことは忘れてしまいましたが、通訳としてというより、大人として社会人として絶対やってはいけないことをやってしまい、私はしばらく落ち込んでいました。その時のメモ書きを見つけたのでそれを元に、反省と自戒を込めて、ここに書いておきます。

社会人として見苦しい行為をやってしまった・・・。本人達の前で深ーくため息をついてしまった。
いくら話が長時間に渡り疲れていたとはいえ、いくら双方のコミュニケーションがうまくいってなくてイライラしてたとはいえ、やはり本人達の前で聞こえるようなため息をつくのはまずかった。
一生懸命やっても、どうしても自分たちのほしい情報がとれない、もらえない場合があるし、自分たちの納得するような説明を相手がしてくれないときがある。単に言葉の問題ではなく、情報の出し方というか、説明の仕方が違う場合、双方が真意を隠してわざと伝えるポイントをずらしてしまうような場合、どうしてもフラストレーションが生まれる。また、「いくら言ってもわからない、何度言っても通じない」状況になってくると、通訳者のフラストも徐々にたまってしまう。心の中では、「さっきも同じ事聞いたし、今度も同じ事答えてるよ~!!」「それ(その説明)じゃ通じないよ~」と、叫びまくりなのだ。
でもでもでも、やっぱりため息はまずいっしょ。

今思い出すと、やっぱり人間修行が足りてなかったです。
当時はとにかく一生懸命だったのですが、ほぼ1日中通訳していて、やはり時に頭がカッカすることもあったのです。ここが真のプロとの差でもあるのですが、駆け出しの場合、首を突っ込んで一生懸命やってしまうと、突き放して客観的に見ることができなくなったり、本当にムキになってしまったりして、冷静さを欠いてしまうことがあります。その点、ベテランの方々を見ていると、実に冷静に対処されている。もちろん一生懸命というか、誠実に訳出されているのだけれど、どこか引いてる感じで、決して激したりしなさそう。

ちなみに、これまで自分の経験と他人の行動を見て、社会人として、これはやってはいけない見苦しい行為だと感じたワースト3は、
1.怒りをあらわにする、キレる
2.本人の前で(聞こえるような)ため息をつく
3.舌打ちをする

自分が何のためにそこにいるのか、誰のために働いているのか、よーく考えたら、絶対に上記のような行為はとらないはずです。
相手が理不尽だと言って怒り出したり、舌打ちをしたりするような時というのは、自分のことしか考えてないときです。だから怒りをあらわしたり、ため息をついたり舌打ちをしたりすることで、相手がどれだけ不快に思うか、といった想像力が全く欠如してしまうのです。

でもこうやって、失敗をして、自分でも内心「あ~まずい、次からは絶対にしないようにしよう。」って思っても、またカーッとなったりムキーッとなったりすることもあって、いやあ、この時ほど、自分の未熟さを思い知らされたことはありませんでした。「ふん、ナルトよ、まだまだ修行が足りんぜ。」

Apr 18, 2009

現場は宝の山

去年の秋に行った現場。
朝早くから夕方遅くまで、通勤往復4時間かけて、家事の大半を夫にやってもらわざるをえないという罪悪感をかかえてまで、通う意味はあるのか?答えは、ある、だ。少なくとも私にとっては。

あるビジネスセミナーで、「自分がワクワクすることをやりなさい。」と。そして、
「自分の将来の夢を実現するために、今現在目の前の仕事に迷ったら、こう考えなさい。その仕事が、自分の将来の目標に近いかどうかで、決めなさい。おいしいかどうかで決めちゃダメです。おいしくなくても、少しでも自分の将来像に近い方を選びなさい。」と。

通勤がラクで通いやすく、待遇も良く(つまりおいしい)、でも一日中デスクに座っているのは、自分の将来の目標に近くなかった。
満員電車にもまれ、駅から20分近く汗だくになって歩いて通って、時給は安くなって(つまりおいしくない)、でも一日中通訳できるのは、将来の目標に近づく第1歩だと感じた。これは直感だった。

現場は宝の山だ。
机やPCにかじりついているだけでは得られないものがたくさんある。
学校や勉強会にはない緊張感とプレッシャーの中で訳出しなければならない。
でもそれ以上に、現場が好きなのは、皆がそれぞれの持ち場で、本当に真摯に「働いている」からなのだ。

三ゲン主義という言葉があって、ゲンバでゲンブツを見てゲンジツテキに判断する、という品質保証の要となる考え方なのだが、まさにこれこそ私に必要なことだったのだ。
世の中には、自分の知らないことも知らない言葉もたっくさんあるということを知った。
国産通訳の課題にも気がついた。自分の言い回しのクセや、ゲンバで訳しながら直そうとしたことなど、これから少しずつ、書いていきたいと思う。早く記録しておかないと記憶が薄れていくし。

Nov 08, 2008

念願だった夢が

「念願だった夢が叶う年」
今年2008年初頭に里帰りした際、街で配られていたタウン誌に載っていた星座占いの言葉です。普段、血液型や星占いなど、占いと名の付くものは全くと言っていいほど信じてないというかあてにしてないというか、あほらし、と思っていたワタシですが、この時はなぜか、自分の星座の下に書かれたその短い文言を見つけると、雑踏の中、食い入るように見入ってしまいました。
念願だった夢が叶う年。自分らしく自然体で過ごそう!」とあり、さらに、「仕事運」の欄には、
良好。やる気一つでさらにアップ。また新しい仕事や独立もOK。自分に自信を持ち、迷わず行動を。資格取得へのチャレンジも◎。
と書いてあります。
このとき、国連英検特A級の二次試験を控えていたこともあり、思わずこの自分の星座の部分を切り取って、持ち帰り、ずっと壁掛けポケットに入れておいたのです。
また、最後にワタシの星座の今年の「ラッキー月」というのが書いてあり、それは、1月、4月、10月、となっていました。1月、幸運にも特A級二次には1回で合格でき、これで夢は叶ったのかな?と思っていました。
4月は、自分には特に何も起きなかったので、ふむ、やはり星占いは当てにならないな、と思いました。
でも、最後のラッキー月、10月、とうとう夢は叶いました。

公私ともに忙しかったので、ブログは全く更新できませんでしたが、
今年の夏に意を決して、待遇は良かったけれど翻訳メインになっていた職場を辞めることにしました。
そうしてなんと10月、幸運にも通訳メインのお仕事を紹介していただいたのです。
ワタシは内心驚きました。「あ、あたった(占いが)・・・・・」

3年位前だったでしょうか、英語自体のやり直しを始めて、その流れでブレンダさん主催の通訳合宿に参加させていただいた頃、(今思い返しても当時はヒドイ実力でしたが)、ブレンダさんに、「ヒヨコさんは何を目指しているんですか?」と聞かれ、(当時は翻訳だけだったので)「社内通訳になれればいいかなと思ってます。」と答えたのでした。念願だった夢というのは、試験合格ではなく、企業で使ってもらえる実力をつけて実際に働く、ということでした。そういう意味では、「念願だった夢」が叶った年となりました。

今、私は喜びをもって、いただいた仕事に取り組んでおります。
何度も言うようですが、もしかしたら、他の人からみたら、大したことのない仕事かもしれません(あくまでも人に“使われる”仕事です)。でも、子供を育てて社会復帰して、つらい思いや悲しい思いをしながら働き、家庭との両立のために自分の仕事をあきらめざるを得なかった時期があったことを考えると、今、私は、ささやかながらも自分の持っているものを活かせる仕事に巡り会えたことに、感謝の気持ちと、喜びでいっぱいです。
今考えると、今年の4月は次男の中学の入学で、この時も転職するか迷ったのですが、次男の環境が変わることを考え、自分の転職は後回しにして、次男が新しい環境になじむのを見届けてからでもいい、と考えたのですが、結局それが吉となりました。そういう意味では、4月もラッキー月だったのかもしれません。

自分を支えてくれる家族・友人・そして職場を紹介してくれた方々、今の職場の同僚、すべての人たちに感謝したいと思います。

それから、まだまだヒヨコの武者修行は、続いております。(これに関しては、もう涙あり、笑いありのエピソード満載なんですが、残念ながらアップする余裕がありません!そのうち?)
また、新たな夢(というか目標?)も生まれております。
しばらくは忙しい状態が続きますが、次なる夢に向かってまたヨチヨチ歩いていきます。

秋も深まりだんだん寒くなってきましたが、皆様もお体に気をつけて、ご自愛くださいませ。


May 07, 2008

駆け出しのジレンマ

これは今私はチョット反省しているのですが、あまりにも翻訳仕事を長くやりすぎてしまったなと(しかも同じ業界で)。
10年前、自分には通訳は無理だろうと思い、完全に諦めて、翻訳の仕事をやっていました。
でも、そんなに決めつけず、諦めずに、仕事は無理でも、勉強もしくは訓練を続けていれば、もうちょっとよかった(何とかなった)のかな、とも思います。
というのは、翻訳に比べて、通訳は、生身の人間がしゃべる言葉を訳さなけばならないので、一見簡単そうですが、いろんな知識・経験豊富な人たちが話すこと、その真意を瞬時に正確に汲むことのできる、高いコミュニケーション能力が必要だと思うのです。
それは一朝一夕に身につくものでもなく、やはり相当 場数を踏む必要がある(その中にはいろいろ失敗も含まれるけれども)ということに、今さらながらというか、 実際現場で悪戦苦闘してみて、痛感させられるのです。
書いてあることを何度も読み返せて、じっくり訳文を練ることができる翻訳との大きな違いは、やはり生身の人間が、生の言葉で語ることを、それが論理的であれ、思いつきであれ、支離滅裂であれ、とにかく瞬時に訳出するという、反射神経と理解力が必要です。しかも、これは机に座って身に付くものではなく、様々な人のいろんな考え方や話し方に接して、試行錯誤しながら身に付くもの、という気がするのです。
まだ駆け出しの私は、人前で訳す、というだけでも緊張の連続です。
でも緊張しすぎると、相手の言うことがわからなくなったり、不要なミスもしてしまいます。
そうならないためにも、たくさん練習するか、現場で場数を踏むしかないわけです。
でも下手な人にはなかなか仕事は回ってきません。だから駆け出しはジレンマに悩むわけです。
(続く)

メリハリのきいた訳出

が、できるようになりたい。(切望)
時間を惜しんで進行する会議で、しかも情報が大量に流れて、重要な点を見極めながらポイントを外さないようにウィスパで訳す(主に日英)。
駆け出しの私にはかなり難しいことです。大体まだまともに同通の訓練を受けたこともありません。必要に迫れれて仕方なくやってます。
どうしても、壁紙を貼るときに使うローラーのような、ベターッとした直訳調になりがちです。
全くメリハリがないのです。
それから、ポイントを外すと、どんなに他をグダグダ訳しても、「要は一体何だ?」ということになります。

常々、これではイカンなあと思ってはいたものの、何せ会議中はその辺は流してしまいがちでした。
アタマの回転数を上げて、瞬時に話者の言いたいことを汲み取って訳す、(日本語でも英語でも)、私にはかなり難しいことです。
訳すには訳したけど、本当は話者の頭の中に、
「これをこういう目的のために使いたい(使うつもりだ)。」という本音のようなものがあった場合、それを知らなければ、ベタッとした訳にしかなりません。もし知っていれば、それを補って訳すことができます。通じやすくもなります。
自分の知識で補いながら訳す、そちらの方がメリハリの効いた訳になるのでしょうか。
ただ、どこまでそれをやっていいのか、疑問もあります。
また、自分の理解度が、エンジニアと同じレベルではないと、やはりどうしようもない。
上手い人は、同じ発言を聞いても、その意を汲み取るというか、理解の仕方が違うのです。
(続く)

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