Jul 04, 2009

七転び八起き

7回ではすまないくらい何度もころび、その度に立ち上がった2008年だった。正直へとへと。あれからもう半年以上過ぎたのか・・・とにかく2008年の記録を忘れないうちに終わらせようっと。
そんなこんなで(どんなこんなだ?)、とにかく現場通訳の仕事終了。

最後に関連部門全体へのプレゼンがあり、その後所属部門全体で締めのレビュー。
お世話になった部署・方々へお別れのごあいさつ。

大変だったこと、キーッとなったり自己嫌悪に落ち込んだり、いろいろ苦労もあったけれど、
それは全て、最後には報われた。七転び八起き。

というのも、最後に、アテンドしていた外国人が、「話がある」と言ってお茶を飲みながら、面と向かって
本当にあらたまって、ていねいに、お礼の言葉を言ってくれたのです。
「君がいなければ、ここでの仕事は進まなかった。本当に助かったよ。ありがとう。」って。
「以前ヨーロッパで、別の会社でやはり通訳を介して仕事をしたんだけど、その時通訳がめちゃめちゃで、さっぱりわけがわからず困った思いをした。
だから今回僕らは君と仕事できて本当にラッキーだったよ。」
ここまで言われて嬉しくない人いないでしょう。
前職を去るときも皆(ワタシは断ったのだがサプライズで)お別れ会をしてくれたりお花をくれたりしたけど、
こんなに丁寧な感謝の言葉は初めてだったので、素直に嬉しかった。やってよかった、と思えた瞬間だった。
仕事中は、まるで通訳を手下か雑用扱いしてるように感じたことも何度かあり、
カッカして、も~!とか、はぁ~とか、イライラやため息もフラストもあったはずなのだが、
今となっては全ていい思い出。全体としては、なんとか無事終了にこぎつけた。
ワタシが返した言葉は、
「こちらこそ、一緒に仕事できてラッキーだった。私は家族がいるからなかなか海外に行けない。
でもあなた方が日本に来てくれたおかげで、いろいろ学ぶことができた。
一緒に仕事ができてワタシの方こそ本当にラッキーでした。」

これでワタシにとってこの仕事はいったん区切りがつくが、彼らにしてみればまだまだ母国へ帰ってから山のような仕事が待っている。
そして日本の会社とのつながりも続いていく。だから、彼らは絶対、ここで得たつながりを断ち切るようなことはできないし、しない。
彼らのこれからも脈々と続く仕事に比べたら、通訳は、ほんの一時しか関わらない。
でもだからといって、訳をてきとーにはできない。むしろ、これで最初で最後だからこそ、誠意を持って精一杯やるしかないのだ。

一期一会、という言葉のとおり、人との出会いというのは、何らかの必然と偶然が折り重なって発生するものだ。
どんな相手であれ、そこには時間軸・空間軸で、何らかの引き合わせがあったはずだから、互いに影響を与えあっている。
どんなにいろんなことがあっても、最後は
「会えてよかった。」と、その出会いを肯定的に受け入れていきたいと思う。
じゃないと、本当に別れがつらくなってしまう。

すったもんだもあるけれど、やっぱり、人と人の間に立って、人間的な反応がある、
温かみを感じることができる、この仕事が好きだ~~!!

I hate to say good by, so see you again sometime somewhere!


追記:
当時学んだことは、また随時他のカテゴリーで書いていきたいと思います。ただ、ここでいったん08 七転び八起き?発展途上の通翻訳カテゴリーは終わらせていただきます。
転んで転んで傷だらけ。でもとにかく最後には起き上がった2008年。次のステップへ向けて、前進しよう!

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Jun 29, 2009

交通整理

通訳は、基本的には足さず、引かず。
コミュニケーションがうまくとれないのは、当事者の意識の問題、と割り切るべき・・・のはずですが。

でもどうしても交通整理が必要な時がある。交通整理せざるをえない時が。去年の現場がそうだった。
(またまた去年の話ですみません、半年も前の話題ですが、とにかく早く記憶を整理しておきたいので。)

だって打合せの終了時間が決まっている場合、相手は次の打合せに出なきゃいけない場合などなど、
どうしても通訳を効率よくやって、必要な情報を的確に得られるようにしなければならない。
アンタ達のコミュニケーション力に問題があるから話が進まないでしょ!って怒ってもしょうがないし、とにかく時間がもったいない。

というわけで、まあ丁稚奉公中の通訳としては、効率よく進むように通訳しながら、ある「お願い」をすることになる。(いつもではありません。どうしてもこれじゃ繰り返しになるな、とか判断できる場合だけです。)

これは多くの通訳者が経験していることだと思うが、
外国人側から、以下のような質問が出た場合、それぞれ下記の回答が想定される(字数節約のため、例をシンプルにします)。
Aはxxxですか?
  →想定される答の例: はい or いいえ or 今はわかりません。
AとBの違いは何ですか?
  →想定される答の例: 違いは~~です。 or これこれ微細な違いはありますが、実質ほとんど同じです。
Aに関しては、どこの部署 もしくはどなたが担当されていますか?
  →想定される答の例: xx部のだれそれさんです。 or 私にはわかりません。
データを見せてもらえますか?
  →想定される答の例: いいですよ、こちらにあります。 or 今はお見せできません。なぜならxxxだからです。

で、日本人のよくやる典型的な答え方に、
→ それはさあ、実は決まってないんだよね。
→ えーっと、それは難しい問題があってさぁ、つまりね、かくかくしかじか・・・(延々と説明が続く)
→ ちょっとよくわかんないんだけどぉ・・・あっ、xxなら知ってるかもしれない。ちょっと待って。(と言ってだれかを呼びに行ってしまう。もしくは電話をかける)
→ あったかなあ・・・ちょっと待って。(と言って、他の部屋へ行ってデータや資料を探す。外国人とワタシは部屋に取り残されて顔を見合わせる・・・いつ帰ってくるんだろう?)
あげくは、
→ いやあ、鋭い質問だねぇ!実はその書類ないんだよ。わっはっは。(なんで?書類がないのに、なぜこのプロセスは回っているの?という次の質問が想定されます)

こういった回答をそのまま訳して伝えると、外国人はたいてい困惑の表情。
そりゃそーでしょ、yes/no 質問なのに、延々と状況説明されて、肝心の答がわからない。
そこで、丁稚通訳の気配り?登場。
相手が一通りしゃべった後、日本語で、
「すみませんが、今の質問なんですけど、答はどうなりますか?Aはxxxなんですか?それともわからないなら『わからない』でいいので、とりあえず答えていただけますか?」と、優しくお願い。
するとそこでやっと、ほしい答を言ってくださる。もちろん、せっかくしてくださった状況説明も、その後訳して伝えます。

他にも、AとBの違いの説明を延々とされて、それを一通り聞いた後で、
「つまり、こういうことですかね、Aはxxだけど、Bは、yy向けにモディファイ(チョコ替え)したもので、かくかくしかじかが違うということですか?」と内容を確認し、
「んー、まあ、そういうことだね」と同意を得るや、「じゃあ、こういう風に言ってもいいですか?」と確認し、ご了解を得たら(時間がないときは、この了解作業を省略)、私が適当に、わかりやすくなるようまとめる。

誰、もしくはどこが、という質問に対しても、なぜか答ではなく状況説明が出てくる場合、
「すみませんが、わからないなら『わからない』でいいので答えていただけますか?それか、『今はわからないから後で調べて知らせる』、でもいいですから。」とお願い。
するとたいてい、「後で調べてお知らせします。」とおっしゃるのです。はい、これで彼がどこかに消えちゃって、外国人と一緒に取り残されてしまう不安な時間が減ります。

日本人は、やはり生来の親切心からか、衝突を避けたい心理が働くからか、はたまた「わからない」と断言するのに抵抗があるからか、
どうしても、質問にズバリで答えるよりも、それ以上(もしくは以外)のことをしようとしてしまう方が多いです。
ワタシも純日本人なので、その辺の心理はよーくわかります。でもでもでもね、通訳的にはひじょーに困るんですよ。
だって、回答をそのまま訳していたら、「君は本当に僕らの質問を訳して伝えてるのか?」って疑いの目で見られちゃいますから。(実際最初の頃そう見られたことがあった。)
伝えてるけど、肝心の答が返ってこない、ならばその答を出すよう「お願い」しなければ、こちらの信用問題に関わってきます。

本当は、こんなことやっていいのか疑問です。明らかに通訳が、話し手の答が適切に出てくるように促したり、内容を確認しつつまとめちゃってる。
交通整理しちゃってます。
でも当時の同僚とも話したのですが、ここの現場は、やむにやまれず、交通整理せざるをえない状況が多々あったのです。
「お願い、先にそれ言って。」って思ったことも多々多々ありました。肝心カナメなことが後から出てきてわかってビックリ・・・てなことも。

仕方がないよね、とにかく状況に応じて、柔軟に対応することで、コミュニケーションの行詰まりを打開できるなら、した方が、時間の節約にもなるし、お互い精神衛生上もいいし。
でも「お願い」すると言っても、状況的にはかなり失礼ですよね。イライラを隠しながら言ったこともあったし。
「この通訳さん、きっつー!!」って思われてただろうなあ。ごめんなさい、あの時は本当に失礼しました。

交通整理、やらずにスムーズに済むなら、やらない方がいいです。
でも必要なときは、あえてやった方がいいとも思います。堂々巡りを避けるためにも。

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Jun 21, 2009

うれしかった瞬間

またまた去年の話題。忘れないうちに書いておきたいので。でももう半年以上経ってしまったんだ・・・時の経つのはなんて速いんでしょう。

なんとナルト(当時はヒヨコ)、初の国内出張に同行!しました。まあ詳細は書けませんが、ひとつだけ、ヒヨコ的に印象に残ったことがあったので、それだけ書き留めておきます。
帰りの新幹線のホームで、電車を待っているとき、外国人二人と、他の地区からその出張に参加していた日本の会社の方とが、雑談をしていました。日本人の方が、私に向かって、「彼らはどこに泊まってるの?」と聞いてきました。
ところでこの時私は、外国人達にアテンドし始めて1ヶ月半くらい経っていましたし、彼らの生活習慣やら何やらもうほとんどわかってきてましたし、当然、宿泊先も知っています。
ここで、日本人の方(Aさんとします)が私を見て質問してきたので、勢いで、私が、「ああ、xxxホテルですよ。xxx駅の近くにある。」と答えることもできたのです。ホテルの名前が口から出そうになったとき、あ、でもダメだ、私が答えちゃいけない、ととっさに思いました。で、外国人に向かって、「Aさんが、どこに泊まっているか聞いているよ。」と英語で言いました。すると、彼らは、にっこりして、「xxxホテルです。会社から近いんですよ。」と答え、私はそれを訳した。すると、日本人の方は、「どうやって通ってるの?」と。そして私はそれを訳し、「食事はどうしてる?」とか、「気温はどう?向こうは暑いの?」などなどやりとりが続き、最後には、「Aさんが僕らの国にきてくれたら、僕らの街をご案内して、何から何までお世話しますよ。携帯電話もお貸しします!ぜひ僕らの国に来てください!」と。Aさんも、「それは嬉しいなあ。知ってる人がいるといないでは、全然違うからね。」「大歓迎しますよ。こちらに来るときはぜひメールと電話ください!」と、話が弾みました。私が勝手に答えていたら、絶対こんな風に展開していなかった。

実は、初対面の人は、いつも似たような質問を彼らに投げてきます。そして、雑談ですから、その内容もごく簡単ですし、私は答えを知ってるものばかりです。彼らの母国の気温、食べ物、習慣等々・・・でも、いくら知ってるからって、私が答えちゃったら、コミュニケーションの横取りじゃないですか?だからここは、ぐっとこらえて、彼らのコミュニケーションのお手伝いに徹します。
最初の頃、似たような質問が何度も来るので、つい代わりに答えてしまいそうになったのですが、あえて私は、彼らに質問を通訳してました。すると外国人も、「君は僕らの宿泊先、知ってるじゃないか。」なんて言ってたのです。なので一度だけ、雑談が終わった後に、「ごめんね、私は答えを知ってるけど、質問には私ではなくあなた方が答えた方がいいと思うの。だから何度も同じ質問を受けるかもしれないし、すごく簡単な質問もあるけど、私は全部英語にするから、返事はお願いね。」と、説明しました。そうすると、「わかった。たしかに、そうする方がいいね。僕らもいろんな人と知り合いになっておきたいから。」と。以来、彼らは辛抱強く同じ質問に同じ答えを返していました。

というわけで、駅のホームで時間待ちの雑談、最初は日本語がわかるのは私だけだったから私の顔を見て話しかけてきたAさんも、途中から彼らの顔を見てずっと話されて、最後は双方ともに笑顔までこぼれていました。
それを見たとき私は初めて、「架け橋になれたかも・・・」と。
とても小さな出来事でしたが、黒子に徹することができたというプロとしての小さな自覚、それに加えて、両者の笑顔があまりにも印象的で、とても嬉しかったのを、ホームの向こうに広がるオレンジ色の夕陽の情景とともに、今でも覚えています。

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Living with less

偶然こんなサイトを見つけました。
Living with Less

この中にある、survival strategy というコーナー。ちょっとのぞいてみると・・・
米国も不況で、みんな切りつめてるのね。あの浪費三昧だったアメリカ人が・・・涙ぐましいこの努力。
いろんな人が投稿してて、少ない収入で生き抜く知恵と工夫、みたいな感じで面白い。

頻繁に出てくるのが、
外食しない。これはだいぶ前から我が家もそうかな。他にも、
図書館を利用するとか、
コンディショナー、デオドライザー、柔軟剤使わない、もう既に実行してるけど、
ドレッシングを手作りする、とか、
豪華な旅行はやめて、自転車で日帰り旅行、健康にも環境にもお財布にもいいとか、
庭で野菜を作るとか、これは以前少しやったことあり、もう一度トライしたいなあ
早く寝る、とか。

ケーブルTVをキャンセルする、っていうのもあった。
クルマを持たず、公共機関を利用する、っていうのも。日本の都心部だとこういう人も多いかもしれないですね。

中でもっとも印象的だったコメントは、
「何より大事なのは、健康、家族、友人、心の平和」。
たしかにその通り。マテリアルワールドにどっぷりだったけど、
よく考えたら、目に見えないものこそ、かけがえのないものであることに、気がつきます。

というわけで、我が家も消灯時間を設定し、電気代ガス代を節約することに。
おやすみなさ~い。 zzz

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Jun 14, 2009

戻ってきた「着回し」

先日、電車内で見つけた中吊り広告: 「着回しの鬼になる!」
思わず笑っちゃったのですが、あの、私がずいぶん前に書いた、“ワイドパンツとフリルとチュニック”(2007年5月)という記事を覚えてらっしゃる方いますか?
「私たち、もう着回さない!」
いや~、当時の好景気をほのめかすこの潔いフレーズ、なつかしくも可笑しくもありますが、これわずか2年前なんですね。まあ庶民はほとんどこの時の好景気を実感することもなく、その恩恵にあずかることもないままだったと思いますが。

そして今度は、「着回しのオニになる」ですよ。
やっぱり少ないアイテムをてってーてきに着回そうってことね。つまり不景気。
わかってはいたけど、ユニクロが一人勝ちしてるのも、安価でベーシックな品を取りそろえて、「どうぞあなたのセンスで自由に“着回して”ください。」ってことだから。
今こそ、庶民の知恵と工夫とセンスが試される、というか、活かされる時だと考えればいいわけで。私も先日、ユニクロに行きました。以前は、「安かろう悪かろう」のイメージがあったし、ほしいと思うモノがあまりなかったのですが、今回久しぶりに行ってみてビックリ!ベーシックなものなら全然問題ないし、デザインなんかも昔に比べて良くなってるような気がします。何より、「この価格でよくこれが作れるなー」と思うくらい、安いんですね。まあ低価格の理由は新聞などでも読んでますから知ってはいるのですが。賃金が上がらない今、庶民の味方というわけです。

ところで、2年前のあの時、もう着回さないでゴージャスにワードローブを揃えるわ!って決めた人たちは、今頃どうしてるんだろう?
ってなツッコミは、なしね。(笑)

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Jun 07, 2009

ハチとカメ

「まなじりを決する」うわ~、なんだか勇ましい響きだけど・・・「まなじりを決する」って?イマドキ使うんですか~?
「語るに落ちる」も。あぁぁ・・・なんて訳したらいいの?自分が日常的に使わない表現、苦手です。
これを読んでいる方で、「こんな訳はどうですか?」っていうご意見があれば、ぜひコメント欄に書いてくださいね!
訳出アイデア大募集!

去年の現場で、とっさに訳せなかった表現、結構たくさんありました。
「作り勝手がいい・悪い」も、意外にパッと訳せなかった。
「放置されたまま」も、ただ、left there as is とかではなくて、放っておかれた、という感じを出すには?

それから、発話者ご本人のイメージで話されてる場合、これまた?ん?となることがあります。でもまあ、文脈から、ご本人が何を言わんとしているのかわかりますので、これは国産の強みとも言えるでしょう。

例えば、また去年の現場ですが、ある業者さんの部品に不具合が見つかり、かなりの規模の損害(コスト的にも後始末の工数という意味でも)になってしまいそうな状況で、その説明を外国人にした時、メーカーの担当者は、
「もう毎日大変だよ、あの業者は毎日ハチの巣よ。」
さてこれは、ハチの巣をつついたような大騒ぎ=毎日忙しくててんてこ舞い、という意味でしょうか?それも状況からあり得るのですが、実はここでは、「業者がメーカー側から毎日叱責・批判を浴びている、たたかれている」、という意味で使っています。「あの業者がヘマしたおかげでこちとらタイヘンなんだよ(怒)。」とほのめかしているのです。
今思い出すと、この方は技術畑出身・工場一筋数十年で、ひっじょーに日本的なしゃべり方をされます。しかもものっすごく省略が多い。でも自分が省略してるっていう意識は本人にはまったくありません。本人の頭の中では筋は通ってるわけです。ただ発話をそのまま訳しても、論理が飛躍するような感じになるので、絶えず筋が通るように訳出時に補わなければいけません。どうしても話の筋がわからなくなったら、「それはこういうことですか?」と聞くと、ちゃんと説明してくださったのですが(人間的にはとてもいい方でした)、全体的にとにかく省略が多いので、こちらが意を汲み取ってあげなくてはならないことが多かった。また、それを察してか、逆に時々私に、「わかる?この意味」と、確認していらっしゃいました(苦笑)。

もう一つ。こちらは理系・院卒の、通常は日本人としてはひっじょーに論理的に話されるタイプの方。理路整然としているので、通訳的には訳しやすいです。性格もマジメ。ただ、堅い話が続くと、時々、場を和ませたいのか、こういう事を突然言うのです。
「もうそんなこんなで、私、カメになっちゃいますよ。」
これは、仕事の速度が遅くなるとか、そういうことではなく、カメになる=「手も足も出ない」と言いたいのです。最初は?ん?カメ?と思いましたが、その方の表情・手振り・タイミングから、「手も足も出ない」ということだとすぐにわかりました。日本人ならば、その方の日頃のマジメさとのギャップもあって、即笑えます。
さて、ではこれは外国人に通じたでしょうか?
そのまま直訳ではまず無理です。結局、彼の意図を説明することに。その説明を聞いて、やっと外国人、笑ってくれました。ホッ。

この経験から学んだこと。年齢・経験等で多岐にわたる発話者の話し方を瞬時に理解し、その意を汲み、適切に訳出するためには、常に柔軟に対応する力をつけておく必要がある、ということ。
じゃないと、私がカメになって、ハチの巣になっちゃいますよ。

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Jun 05, 2009

Rev-up #2

ナルトの基礎練習(朝用・脳みそのウォームアップ&お口のラジオ体操)2本目を紹介します。
使用するのは、「聴くための英文法」上田秀樹著、朝日出版社のCD。
おそらく英語学習初心者向けの教材です。というのも、これは実はダンナが自分用に買っていたもの。私が耳でのやさたく教材を探していたときに、「何か初心者用のやさしい教材ないかなー」と言うと、当時密かに英語の教材を買いつつも、あまり使ってないふうだったこの本とCDを貸してくれたのです。

「はじめに」に書いてある、『「英語のシャワーをたくさん浴びれば自然と上達する」はウソ』と
第1章の理論編、『頭で覚えず、体で覚えよう!』のあたりは、頭でっかちな勉強をしている人にはなるほどぉ!と思い当たる部分もあると思います。


ただ、私はこれをリスニング力アップのために使うのではなく、超基本構文即&速訳の練習に使います。
なので、テキストは全体を1、2回さーっと読みましたが、主に使うのはCDに入っている構文。1トラックに15~20文入っていて、それが28本。1年半か2年前くらいに始めたのですが、最初は15分くらいずーっとやってましたが、最近ではさすがに飽きてきたのもあって、毎日3本ずつくらい、電車の中でやりますが、3本(トラック)だとそれこそ数分で終わります。
CDを流すとわかりますが、文と文の間のポーズは、2秒くらいしかありません。そのポーズに、日本語訳を言っていくのです。もちろん声に出してです。
やってみるとわかりますが、訳出にもたもたしてると、英文が2,3文先に進んでしまって、追いつかなくなることがあります。もちろん、内容は小・中学生レベルですから、簡単です。でも、1文でも考え込んだり、いい訳を出そうとしたりすると、追いつかない。2,3文の遅れなら、出しながら、聴いた英文をリテインして出して追いつくということもできますが、4文以上遅れると、きつい。そうなると、やはり初めからやり直します。どうやったら、1.5~2秒くらいで、きれいな訳が出せるか、時間との闘いを自分に課します。ただ内容が簡単なので、気は楽です。

この練習は、実際の通訳仕事に結びつく意外な効用があったので、お知らせします。意外な効用とは、
1.日本語訳を、できうる限りシンプルで、効率のよい訳にしようという姿勢が生まれた。一つの例として、日本語は主語を省略できる。省略しても通じる。
2.英語ではこう言うけど、その直訳では絶対日本語としておかしい、と気がついた場合、「じゃあ、日本語ならこういう場合何て言うか。」と、常に考えるようになった。もちろん、その時はiPod はポーズをかけます。
3.動詞の時制を聞き取れていないことがあると、意味が正確に出ない。
4.当たり前のようですが、必ずしも英日で、動詞は動詞に、副詞は副詞にそのまま対応するわけではありません。そのあたりをいかにうまく処理するか、この超やさしい基礎構文は気がつかせてくれます。
5.逆に英語でどういったらいいのか、あらためて気がつくことがありました。

上記の例として、(あまり内容を詳しく書くと著作権に触れるのではないかと心配なので、少なめに)
I'll gradually find my rhythm.

これを2秒以内に訳出してみてください。
2年前初めて訳した時、おそらく私が出したのは、「だんだん自分のリズムを見つける」程度の訳だったと思います。でも、日本語で、リズムを見つけるって言わないよね、とすぐに気づき、「何て言うんだろう?」としばらく考え、「自分のリズムをつかむ」だ!と気がつき、その後しばらくしてさらに、「自分のペースをつかむ」がより自然な日本語ということに気がつきます。で、逆に「だんだんペースがつかめてきた」を英訳するときは、I've gradually found my rhythm. みたく使えるわけです。

英検1級以上の方なら、本文・例文は見なくても、耳だけでほぼ全部理解できる内容です。
ただ、これを超即&速訳の練習に使ってみて気がついたことは、上記の例のようなケースが、通訳現場では頻繁に起きているという事実です。つまり、日本語だったらこう言うよね、英語だったらこう言うよね、全体としてはこういうニュアンスだよね、っていうのが、もっと複雑な背景と複雑な構文でもって大量に流れてくる。
なので通用する通訳者になるためには、もちろんこの練習だけでは全く不十分です。
ただ、国産の駆け出し通訳にとっては、滑舌アップ、訳出のスピードアップ、訳出の効率化・洗練度を上げるための、初歩的な訓練にはちょうどいい感じです。なので、思い当たる方にはお薦めです。

飽きてきたと言っても、それでも毎朝やっていると、ふと、もっといい訳、簡潔で洗練された言い方はできないのかな、と思うこともあります。やさしい構文だけれど、時々新しい発見があります。

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May 31, 2009

貸店舗のお知らせ

友人の依頼でこのお知らせを載せますが、私はこれで仲介手数料をとろうなどとしているわけではありませんのでご安心ください。
湘南地区に住む知人のビルの1階にある貸店舗が、テナント移転のため8月に空くことになりました。広さは136㎡(約40坪)だそうです。場所は昔ながらの商店街の一角で、周りはマンション・戸建て等の住宅街、近くに中学校もあります。大手のショッピングモールに抜ける道沿いにあるので、交通量は多いそうです。駐車場は5台分あります。以前は、ミニストップや運送会社が入っていたそうです。
興味のある方、起業を考えていらっしゃる方は、まずメールでご連絡ください(アドレスはプロフィールにあります)。折り返し詳細をお知らせします。May '09

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May 30, 2009

バラエティー あなどるなかれ

通訳を目指している人は、ABC, CNN, NBC等のニュースを見て時事問題を熱く語ったりする人が多いと思う。もちろん、国際問題を意識するという意味でもニュースは必須だろうと思う。ただ、私は息抜きも兼ねて、気軽に楽しめるバラエティーを見ることがよくある。ブログにも書いたが、アメリカンアイドルやクイア・アイズなどなど。最近ではスタイリストのコンペをドキュメントしたスタイリスタなんていう番組もある。
もちろんドラマも時々観るが、ドラマの場合、脚本が非常によく練られているので、せりふに無駄がない。日本のドラマを思い浮かべてもらうとわかるが、「そんなこと日常生活じゃ言わないよ~」的な会話もあるわけだ。
それに比べると、バラエティーでは、かなり自然な状態の(時に生々しい)会話が聴ける。これは海外経験の超少ない私たちにはとてもありがたい。おっ!こんな言い方するんだ!って目(耳?)からウロコ。しかも字幕がついてると、その翻訳の巧さにもおぉ~!と感嘆したりする。録画した場合は、同時通訳を後から聴いて、これまたなるほどぉ~!と感心したりできる。

Thanks for having me. (インタビューの前に) 「今日はよろしく。」
gratifying 「充実感がある」
easy to be around 「側にいて気のおけない」
recapture fresh approach 「初心に返る」
disconnected 「集中力が切れる」
predictable 「ありきたりだ」
peer pressure (麻薬を吸った言い訳)「仲間意識」
educated guess 「カンだよ」 (これはドラマ「CSIマイアミ」より)
What goes around comes around. 「因果応報だ」 (これはドラマ「Numbers」より)

私がメモるのは、
1.日本語だったらこう言うよね、っていう巧い&簡潔な訳
2.逆に日英で「これは使える!」と思ったとき。
3.ただ単に、「カッコイイ!」と感じたとき。単純。

特に上記の中で「集中力が切れる」のdisconnected は使えます!アメリカ人なんかは一発でわかってくれる。もう何度も使った・・・ていうか、私は自分の下手な訳出の言い訳に使ってるだけかも・・・(苦笑)

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現場は宝の山 2

また少し戻って去年の話。
とっさに出てこなかった&勘違いした単語に、「たんしん」っていうのがある。計測器の説明で出てきたので、「短針」かな、と思い、とっさにshort hand なんて言ったけど、その後同僚のベテラン通訳さんが、"probe" って言葉を使っているのを聞いて、アッと思い即辞書を引いたら、「(電気用語)計測用の探針、プローブ」とある。なぁるほどぉ!

それから、ブローバイ(blow-by)って言葉、この業界の方なら当然知っている用語だが、私にはピンとこなかった。で、辞書を引くと説明が書いてある。当時のメモには、「オイルの中の気化したfuelを取り出す、そのための横穴を貫通させているので、片側を fill w/ ball plug でふさぐ」と、おそらく現場のエンジニアから聞いた説明をそのまま日英チャンポンで書いている。その横に、「パチンコ玉みたいなもの!」と書いている。つまり、辞書の説明を読み、現場の人からの説明を聞いて、現物を見た印象を書き留めている。

現場では、外国人のエンジニアから、直接教わることも多い。私としては非常に助かります。だって現場で同じモノを見て、それを彼らの英語でなんと言ったら一番通じるのかが、ズバリ、わかるからです。
例えば、サプライヤーさんが部品を入れる「通い箱」ってありますね。部品を使ったらその箱はサプライヤーさんに戻すようになっています。これを、ナントカ box って訳していたら、外国人のエンジニアは、それを一目見て、"bin"と言うのです。私はゴミ箱じゃないのに、と思いましたが、彼らが"bin"と言うのですから、その後はその言葉を使いました。おそらくイギリス英語の影響ではないかと思いますが、基本的に私は、クライアント・現場の人間がわかりやすいことが一番だと考えているので、決して辞書ではこうだ、とかそんなのおかしいなんてことは言いません。彼らにはこの言葉が一番通じやすいと気がついたら、その時点で彼らの用語に合わせます。

「ラインをつなぐ」 まず日本語の解釈。ラインとラインをつなぐ、ではなく、ラインがストップしないようにする・稼働させておく、と言う意味です。で次に英訳ですが、拙訳は"make the line operating"とか、"continue the line operation"とか、"prevent the line from stopping"等、いかにも直訳調でもたついてます。すると、外国人のエンジニアは、"keep the line runnning"と。ずっとスッキリしてますよね。

もうひとつ。「貫通していること」 詳細は忘れましたが、私はこれを"penetrate" とかって言ってたと思うんです。それを聞いたエンジニア達は??という表情。あ、通じてないなと。で、その後そのモノ(部品)を見たとたん、これまた一言、"open out"と言ったのです。あぁそうか、そう言えばいいんだって。

ね、現場は宝の山でしょう?

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May 24, 2009

忍びの術

ナルト流・社内(もしくは現場)通訳の心構え:
(これも去年のメモより)
  黒子に徹するべし。
  会話の架け橋となるべし。
  意思疎通の交通整理。必要に応じて交通整理。
  俯瞰の術を会得せよ。
  どこかで、これはあくまでも他人事であるとわきまえよ。サラリーマンネオ・シーズン4など見るとよろしい。

注: ちなみに、これはサスケタイプではなく、ナルトタイプ(思わず熱くなってしまったり、おっちょこちょい)の忍者が心がけることであり、生まれつきサスケタイプのクールで「できる」忍者は、もうすでに会得していることばかりと思われる。

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修行が足りないってばよぉ

ちょっと話がさかのぼりますが、去年の秋の現場にて。もう半年も経っているので、詳しいことは忘れてしまいましたが、通訳としてというより、大人として社会人として絶対やってはいけないことをやってしまい、私はしばらく落ち込んでいました。その時のメモ書きを見つけたのでそれを元に、反省と自戒を込めて、ここに書いておきます。

社会人として見苦しい行為をやってしまった・・・。本人達の前で深ーくため息をついてしまった。
いくら話が長時間に渡り疲れていたとはいえ、いくら双方のコミュニケーションがうまくいってなくてイライラしてたとはいえ、やはり本人達の前で聞こえるようなため息をつくのはまずかった。
一生懸命やっても、どうしても自分たちのほしい情報がとれない、もらえない場合があるし、自分たちの納得するような説明を相手がしてくれないときがある。単に言葉の問題ではなく、情報の出し方というか、説明の仕方が違う場合、双方が真意を隠してわざと伝えるポイントをずらしてしまうような場合、どうしてもフラストレーションが生まれる。また、「いくら言ってもわからない、何度言っても通じない」状況になってくると、通訳者のフラストも徐々にたまってしまう。心の中では、「さっきも同じ事聞いたし、今度も同じ事答えてるよ~!!」「それ(その説明)じゃ通じないよ~」と、叫びまくりなのだ。
でもでもでも、やっぱりため息はまずいっしょ。

今思い出すと、やっぱり人間修行が足りてなかったです。
当時はとにかく一生懸命だったのですが、ほぼ1日中通訳していて、やはり時に頭がカッカすることもあったのです。ここが真のプロとの差でもあるのですが、駆け出しの場合、首を突っ込んで一生懸命やってしまうと、突き放して客観的に見ることができなくなったり、本当にムキになってしまったりして、冷静さを欠いてしまうことがあります。その点、ベテランの方々を見ていると、実に冷静に対処されている。もちろん一生懸命というか、誠実に訳出されているのだけれど、どこか引いてる感じで、決して激したりしなさそう。

ちなみに、これまで自分の経験と他人の行動を見て、社会人として、これはやってはいけない見苦しい行為だと感じたワースト3は、
1.怒りをあらわにする、キレる
2.本人の前で(聞こえるような)ため息をつく
3.舌打ちをする

自分が何のためにそこにいるのか、誰のために働いているのか、よーく考えたら、絶対に上記のような行為はとらないはずです。
相手が理不尽だと言って怒り出したり、舌打ちをしたりするような時というのは、自分のことしか考えてないときです。だから怒りをあらわしたり、ため息をついたり舌打ちをしたりすることで、相手がどれだけ不快に思うか、といった想像力が全く欠如してしまうのです。

でもこうやって、失敗をして、自分でも内心「あ~まずい、次からは絶対にしないようにしよう。」って思っても、またカーッとなったりムキーッとなったりすることもあって、いやあ、この時ほど、自分の未熟さを思い知らされたことはありませんでした。「ふん、ナルトよ、まだまだ修行が足りんぜ。」

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May 10, 2009

四字熟語から

明鏡止水
(くもりのない鏡と静かな水、との意味から)
邪念がなく、静かに澄んだ心境。

一意専心
他のことに心を動かされず、ひたすら一つのことに気持ちを集中させること。

知者不惑
賢者は物事の道理をわきまえているから、判断に迷うことはない、ということ。

どれもナルトの忍術修行に必要なものばかりだ・・・・・
スポンジではなく鏡、持続的集中力、即断即決

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木の葉隠れの里

Home, sweet home とは言えないかもしれないけど。(小声で)やっぱり産んでよかった!!
毎年カーネーションとカードをくれるのでいつも携帯で写真を撮るのですが、これまでずっと切り花(2本とか)だったのに、今年はなんと鉢物!(バージョンアップ?)だったので記念に。うまくアップロードできるといいのですが。Sorry, I don't want to brag this, but I am just happy.

Carnation_10may09

Thank you, sons!

追記: 鉢物は長持ちしますね。つぼみが開いたのを、またパチリ。

Carnation_18may09

息子達よ、すぐ怒ってしまったり疲れてグッタリしてしまって、全然いわゆるいい母親ではないけれど、それでも母は嬉しいぞ。大きな声で言うのは恥ずかしいからこっそりここに書いておくけど、君たちは私にとって幸せの源であり、天使であり、宝物であり、元気の素なのだ。ありがとうね。この花に恥じぬよう生きたいと思う。

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森林浴 新緑と風と光と

山へ森林浴に行ってきました。
電車や地下鉄、コンクリートの建物やPC、とにかく人工的なモノに囲まれて毎日を過ごしていると、無性に自然の中へ行きたくなるのです。

新緑の香り、風も光も心地よく。
お昼を食べた後、木陰で寝っ転がると、森の緑と空の青、聞こえてくるのは鳥の声だけ。
木々の緑が風に揺れて、木漏れ日も揺れる・・・

ふと、背中の下の大地を感じ、空を見上げていると、
太古の人々も、こんなふうに空を見上げて、同じように風や光を感じたんだろうか・・・
なんて思いをはせてしまいました。
時々、太古の人々と同じ大地を感じて、同じ空を見ているんだ・・・と思うと、人間がもっと原始的だった頃を想像して、おおらかな気持ちになって、なぜか少し安心します。
大地や森、森がはぐくむ生き物、湧き水に触れていると、
自然の恵みを直に感じることができることを本当に嬉しく思い、水や自然に恵まれたこの国に生まれたことを感謝せざるをえません。
また同時に、地に足をつけて生きていくことの大切さを、思い出させてくれます。

時々は、自然の中へ。Return to innocence.

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